これまで何度も中国に来ているが、上海は通り過ぎるだけで観光したことはない。上海にもは、中国の庭園などはあるが、いつも訪れている蘇州より歴史が浅く、あまり見る価値がないとのこと。
実際、僕も北京から来たと言う夫婦からシャッターを押してくれと言われ、写真を撮ってやると、日本から来たのか?中国はどうだ?など親しく話しかけられ、茶館にはいったのか?と誘われた。英語でのやりとりだったが、茶館のキーフレーズが出たところで、わからないふりをして難を逃れた。その夫婦が詐欺だったかどうかは確かめる術もないが、ー冷静に考えれば、こんなに人がいる中、ワザワザ外国人に写真を頼むなんて不自然だろう(もっともその夫婦は僕を中国人だと思ったと言っていたが、地図を見ながらどこに行こうか考えている中国人などいない)
と言うことで、最近の発達が目覚ましい上海を見るために外灘に行くことにした。外灘は、アヘン戦争時代に外国人居留地(租界)があったところだ。西洋のアールデコ調建築と上海のシンボルタワー テレビ塔が今回の目標となる。
さて虹橋から外灘がある南京東路へ行くには地下鉄が便利だ。チケットの買い方は、蘇州で経験済みだ。目的地と枚数を入力してお金を入れるだけ。もう慣れたもので、若干混んでいる切符売り場に日本人らしくキチンと並んで順番を待つ。切符片手に改札へ向かうと、なんと手荷物検査(レントゲン)を受けるのだ。
虹橋から上海中心地までザッと30分位だろうか。ちょっと混んでて座れず、大きな荷物を持っていると疲れるが、駅の表示はわかりやすく、路線図があれば乗り過ごす心配はない。
南京東路は、有名な歩行者天国で外資系の店が多く並んでいる。今日はあいにくの雨だったが買い物客で賑わっている。人が集まれば、当然、怪しげな物売りもいるし、スリも多いようだ。また茶館に誘い法外な値段を取る詐欺もいるようだ。
実際、僕も北京から来たと言う夫婦からシャッターを押してくれと言われ、写真を撮ってやると、日本から来たのか?中国はどうだ?など親しく話しかけられ、茶館にはいったのか?と誘われた。英語でのやりとりだったが、茶館のキーフレーズが出たところで、わからないふりをして難を逃れた。その夫婦が詐欺だったかどうかは確かめる術もないが、ー冷静に考えれば、こんなに人がいる中、ワザワザ外国人に写真を頼むなんて不自然だろう(もっともその夫婦は僕を中国人だと思ったと言っていたが、地図を見ながらどこに行こうか考えている中国人などいない)