2018年5月17日木曜日

オリジナル カクテルグラス

アウトドアでも旅行でもないが、いつも野趣あふれる記事ばかりなので、たまには芸術的なDIYのご紹介。DIYの道具をそろえている人なら、簡単にチャレンジできるサンドグラスだ。


このサンドグラスはルーターとダイアモンドのビット(球状)でできる。高価なDIYでなくてもガラスを削るぐらいのビットなら100円ショップで十分だし、ルーターも100円ショップで入手可能だ。ただし、取り扱ってはいるが、100円商品ではない。

次に準備するのはデザイン画。僕は絵心がないので、会社の友人(絵を趣味にしている)に書いてもらった。初めての作品なので、できるだけシンプルなものを依頼。

このデザイン画をグラスの中に入れる。グラスも100円ショップのものだ。

デザイン画をマジックでなぞり、グラスに転写する。

あとは転写した後をルーターで削っていくだけだ。写真では先に紹介したビットとは異なるビットがついているが、いくつか試した結果、先に紹介したダイヤモンド球状が一番書きやすい。
コツは、一気に掘るのではなく、最初は軽く傷をつけていく。ビットの先は回転しているので、力を入れると回転に引きずられ、線がずれてしまうのだ。線が大きくずれて、思わぬところに線(傷)が入ったらそこで終了。絵と違い修正はできないのだ。
軽く、ルーターの回転数は一番遅くがコツだ。

注意点としては、ガラスの粉がかなり出る。ちゃんと下に紙を引いて、できればゴーグル着用、手袋着用で臨みたい。

何度か修正しながら、少しずつガラスにつけて傷をはっきりさせていくとこんな感じに仕上がる。デザイン画とはちょっと変わってしまったが、処女作としてはこんなものだろう。