2020年6月20日土曜日

高知ツーリング  その1(キャンプ)

 ずいぶん前にことになるが、高知のアンテナショップだったか、何かのイベントで高知のキャンペーンがやっていた。その時に四万十川より実は仁淀川のほうがきれいで、その綺麗な様は、仁淀ブルーと名付けられていることを知った。
 仁淀川はかなり前に訪れたことがあるが、その時は、まだ有名ではなく、完全にスルーしていたので、今回はべたな仁淀ブルーのメッカ2か所とCMで有名になったUFOラインを巡った。
 タイトルのとおり、移動手段はバイク。宿泊先はキャンプ場だ。高知の特に仁淀川がある伊野町あたりは、無料のキャンプ場が多い。無料なので、設備は最低限(トイレと水場くらい)だし、予約ができず早い者勝ちだ。
 前の晩からソロキャンプの準備をし、バイクに積み込む。
サイドには、米軍の弾薬ボックスを2つ。トップケースにカーキグリーンの工具箱(大)を取り付ける。僕的にはミリタリー色が濃くかっこよい仕上がりだと思ったのだが、家族に言わせると、緑の郵便配達とのこと。どうにも趣味が合わないらしい。

 早朝に家を出たおかげで、渋滞にはまることもなく、目的としたキャンプ場に到着。今回は、仁淀町にある池川ふれいあいオートキャンプ場だ。このキャンプ場は清掃協力金として一人500円かかる。管理人はおらず、あくまで協力金とのことだが、大人ライダーの僕は、ちゃんと支払いにいった。支払いは近くの”439交流館”で支払う。
 前述したが、予約はできず、設備もトイレと炊事場のみ。ごみは持ち帰り。まぁ、キャンプなんてのはそんなものだ。
 近くの川ではアユが釣れるらしく、周りにキャンパーは一組だけで、アユ釣り来た人の駐車場になっている。ちょっと不安ではあったが、他にどうすこともできないので、とりあえず寝床設置。
 今回は、ソロキャンプでは初めてコットを導入した。コットとは簡易ベッドのことで、重かったり、嵩張ったりするので、今まで避けてきたが、ネットでよさげなものを見つけたので、さっそく購入した。
 製品は、ドッペルギャンガー(ツーリング用アウトドア用品のメーカーで痒いところに手が届く製品を出している)のものだ。


 このコットは足が半分に分割できるため、仕舞寸が通常のコットの半分で済むコンパクトさ。コンパクトなだけでなく、シートの張り具合もちょうどよく、ぐらつきも少ない。お世辞でもなんでもなく、もっと早く買えばよかった。一気に我が家のキャンプ用品の一軍入りだ。
 難点は、組み立てと分解にかなりの力がいる。レビューにも書いてあったが、女性は組み立てることができないではないだろうか?
キャンプ場の確保ができたので、仁淀ブルー見物(仁淀ブルー見物の様子)と買い出しだ。このキャンプ場の付近には、大きなスーパーがない。仕方がないので、地元のA-コープに行って物色。
 あまり大したものはなかったが、自家製と思われる藁焼きカツオのたたきを発見。高知に来たら、カツオを食べない手はない。
 ↓店の前に置いてあったカマ。藁も近くにある↓


夜には、キャンパーも数組だが増えて、キャンプ場らしい雰囲気になってきた。明日は、ツーリングメインで、四国の有名道路を走りまくる。