2017年1月15日日曜日

ラニヤード

釣行時に必要な小物をぶら下げるラニヤードをパラシュートコードで自作。

パラシュートコードとはパラシュートに使われている紐のことで、何本かの細い紐をより合わせ、さらに外膜を覆うチューブで構成されている。耐荷重はちゃんとしたものなら150kgあるようだ。

使用するパラコードは約3m。この中央に輪っかを作り、八の字に編み込んで行く。編み込んだ部分は面積が広くなるので肩当てになる設計だ。
では、その作り方。

今回の編み方(8の字結び)では、編みこむ部分を約30cmとした。この場合、全体で約4mほど必要になる。


パラコードで編みこむ部分(肩パット)の大きさを決めて、輪っかを作る。
次にコードの交点から八の字に編みこんでいく。


輪っかの最後まで編みこんだら、編んでいないコードの長さを切りそろえる。

切りそろえた末端はそのままだと、ほつれてくるので、処理する。
このとき、外膜の中を少し引き出し、中のコードをカットし、その後、外膜だけをライターであぶると末端がきれいに仕上がる。




一本のパラコードでできているので、ほどけばテントロープにもなるし、非常時には重宝しそうだ。