2022年6月4日土曜日

今年2回目の渓流釣り

 週末は、山やら海やらキャンプでなかなか渓流釣りに行けていなかったが、なんとか梅雨入り前に駆け込み。

雪解け水も落ち着き、また梅雨入り前で雨量も少なく、川は渇水気味だ。皮の水が少ないと歩きやすいし、急流ではないため、フライ(毛鉤)もアプローチしやすい。その一方で、魚はナーバスになっており、渇水状態では釣りにくいとされている。

 先人の教えどおり、なかなか毛鉤にアタックしてこない。魚がいないのかと思いきや、たまに僕の影をみて猛ダッシュで逃げている奴もいる。どうやら魚を蹴散らしながら、釣りをしていたようだ。

 その後は気を付けて歩いてみたが、やはり魚は現れない。

 こういう時は、魚の気持ちになる。水が少ないからできるだけ水が多い深いところにいたい。さらに安全な深場の近くで餌が流れてくるようなスポットに魚はいたいはずだ。

ということで、流れ込みの傍にある岩陰を狙ってみると、やっと小さなイワナが釣れました(写真なし)。

その後、同じようなポイントを狙うも、魚が反応することはなくいため、より深場になっている堰堤の下に移動。

狙い通り、何度かフライにアタックはしてくるものの、針にはかからない。しばらく待って、フライを変えて流してみると、ついに出ました!きれいなヤマメ君。

かなり上流まで移動したので、イワナしかいないかと思ったけど、こんなところまで上がってきているのですね。

2匹釣れたところで昼休憩&ポイント替え。期待したポイントは下流で河川工事をしていたせいか、まったく反応なし。
他に行く当てもないので、再び先ほどの堰堤に。
今度は、底を狙うため、ニンフ(水棲昆虫)とドライフライのトレーラーシステム。ニンフを岩にそって流すと狙いどおり、なかなか良型のイワナが釣れた!

ちなみに今日多く飛んでいた虫。幼虫時代を水で過ごし、成虫になるときに岩に這い上がる。這い上がりに失敗した虫は魚に食われるため、こいつをモチーフにした毛鉤が有効(なはず)

さすがに同じ堰堤に3匹目のどじょうならず、魚はいないので、場所を小渓流から開けた比較的大きな川に移動。ここは夏になれば、アユの釣り場になる。
こんな場所では、ウェットフライがいいと聞いたことがあるので、試してみたが、まったくダメ。もう少し研究が必要だ。