今回の山行は、北アルプスの焼岳。今なお噴煙を上げる活火山だ。
主な登山ルートは3つ。一つは上高地からのルートでもっとも人気が高い。次は中の湯ルートだが、今回はあまり知られていない中尾温泉ルートだ。
翌日登山開始。あまり知られていない登山ルートのはずだったが、昨今の登山ブームのせいか駐車場は一杯。多少強引に車を止めさせてもらい、舗装道路を歩きだし、登山口へ。
うっそうとした森と笹で覆いつくされた山道を歩くと、わずかに眺望が開けたところに白水の滝が朝日を浴びている。
途中にヒカリゴケの生息地を発見。写真では光って見えるものの、よく見ないとわからない。
やがて森林限界を超えると焼岳の頂上が見え始める。焼岳は火口を挟んで南峰と北峰にわかれており、南峰は立ち入り禁止。
反対側には、上高地が見える。ガスがかかっていたため、写真はいまいちだが、梓川は遠くからみて美しい。
地熱を利用した発電所。
このあたりは至るところに温泉が湧き出ており、ほぼ無料の露天風呂も多い。下山後は荒神の湯で汗を流し、今回の山行を終える。