2024年8月4日日曜日

寸暇を惜しんで東京見物


 土曜はお仕事で東京。ついでに実家によりつつ、東京観光してきました。

仕事は四谷駅だったので、近くの靖国神社に参拝。靖国神社は、第二次世界大戦の英霊(戦犯)を祭っていることで、何かと話題になっていますが、本来は、明治初期に国のために殉死した志士を祭るために建立されたのが始まりだそうです。

 発案者は明治天皇ですので、いたるところに菊の御紋があり、身が引き締まります。


そして、メインストリートには、明治の志士を守るように長州の軍師である大村益次郎の銅像が立っています。この銅像は日本初の西洋的銅像だそうです。


全景はこんな感じです。

基本的に近代日本のために尽くした人を祭っているため、朝敵とされた幕府軍側の人は祭られていませんが、境内の食事処では会津の蕎麦があります。この違和感に気づく人が今の日本に何人いることやら。。。


仕事を終えた翌日は、バランスをとるためにも幕府軍側の総大将の徳川慶喜のお墓詣り。徳川宗家のお墓は、上野の寛永寺にありますが、慶喜のお墓はそこから少し離れた場所です。最後の将軍として、いろいろ思うところがあったのかなぁーなんて思いをはせつつ、



上野で蕎麦をいただき、東京を後にします。


コロナが終わり、旅行が自由になりました。それは喜ばしいことですが、円安もあり、周りは外国人ばかり。
外国の方に限った話ではありませんが、観光する時はその国の歴史を少しだけ学んできてほしいですね。