本格的に山登りを始める前に、会社の先輩(いつも一緒に行っている先輩とは別の方)とその友人らと愛宕山に登ったことがある。
当時は、まったくの初心者で、確かGパンの上、一眼レフをもっていった記憶がある。山登りに一眼レフなんて思いかなと思ったが、先輩ら一行へ平均年齢が60歳前後なので、ハンデとしては十分だろうと甘く見ていた。
ところが登り始めて数十分後、いきなり登山ルートを外れ、より厳しいバリエーションルートに進み始めた。なんと、この一行、山登りは数回の経験しかなかったが、なんと全員元ラグビー部で、今もジムで体を鍛えている筋肉マンの一行だったのだ。
僕はといえば、汗でGパンが張り付き、足も上がりにくくなり、ついには途中で断念し、愛宕神社の手前で、断念。一行が参拝している間、休憩するという悔しい結果となった。
そんな愛宕山には、いつか再登しなければという思いが強く、今回、機会を設けて再チャレンジ。
同行メンバーは、会社の登山部の面々だ。登山部といっても有志の会で、いつも山に一緒に行っている先輩がすべて企画してくれていたのだが、その先輩も会社を辞めたため、残されたメンバーによる初の活動となった。
朝8時のバスに合わせて、京都 嵐山に集合。朝8時だと有名な観光名所である渡月橋も人が少ない。
今回のルートは、清滝から左ルートで愛宕山を目指し、下山は月輪寺を降りる周遊コース。
左ルートはいきなりの階段で、この階段が登り工程の9割を占めるほどの階段地獄。
それでも、前回チャレンジとは装備も体力も向上しており、なんとか登り切り、最後の階段。以前は、ここで諦めたが、今回はまだ余力を残し参拝。