2019年8月26日月曜日

赤岳登頂

夏休みは終わったが、まだ有給がある。計画的に有給を使い切るために、二泊三日で八ヶ岳を縦走する。



Day1

まずは前泊、やまのこ村で明日に備えて十分に休息をとる。

イワナが有名らしい。特にイワナの燻製は絶品だとか。。。


Day2

2日目は北沢ルートを辿り、まずは赤岳鉱泉。ここから先は水は有料になるため、ここで水は補給。しかし、鉱泉のせいか鉄臭く、そのまま飲むには美味しくない。

赤岳鉱泉を後にし、赤岩の頭を経ると、徐々に険しくなり、それを超えると最初のピーク、硫黄岳に到着。硫黄岳は昨年も訪れており、今回で二度目の登頂だ。

-硫黄岳から横岳、赤岳を望む-

硫黄岳山荘で名物のカレーを食べた後、2つ目のピーク、横岳を目指す。


このあたりから更に急登となり、岩や小石がゴロゴロしているガレ場が増える。前の人や
降りてくる人が落とす石が危ないので、ヘルメットがあると安心だ。
-横岳-

2日目の核心部を超えて、横岳頂上。
その先の赤岳展望荘にて宿泊。翌日は月曜日のため、泊り客が少ないと期待し、大部屋にしたが、久しぶりの好天だったためか予想以上に客が多く、すぐ横、寝返りもできない位置に知らない人がいる状態で雑魚寝になる羽目に…と思いきや、なんと山小屋スタッフから配膳の手伝い募集!報酬は、個室へのグレードアップとビールだ。まさに天の助けとばかりに手伝いをかって出て、まんまと個室で疲れを癒やす。

― 写真ではうまく表せないが、一人あたりの幅は約50cm。。―

 -夕食は山小屋では珍しくビュッフェスタイル-

-雲が多く、星空は見れなかったが、朝は雲海と朝焼けがきれいだった-

Day3

最終日は、いきなり本日の核心部だ。垂壁に近い角度の傾斜を手を使いながら登っていく。一見しんどそうに思えたが、腕と足に負担が分散されるのか、アクティビティ的な動きが退屈させないのか、朝一で疲れがないせいかわからないが、比較的ラクに乗り越え、念願の赤岳登頂。人生最高到達地点だ。

あいにく、雲に覆われ眺望は望めない為、次のピーク中岳へ。赤岳から中岳は、ダラダラと続く上りだが、赤岳登頂を果たした興奮からか、あっという間に登頂。
最後のピーク、阿弥陀岳を目指す。阿弥陀岳は、折り返すことになるので、中岳を下った中岳コルに荷物をデポし、身軽になって登頂。阿弥陀岳もかなりの急登、ガレ場であったがクライミングを嗜む僕にとっては、どうということはない。ただし、やめたとはいえ、長年吸い続けて来たタバコのせいで心肺機能が追いつかない。





ともあれ、阿弥陀岳も登頂を果たし、今回は、硫黄岳、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳と5つのピークを制覇した。




-八ヶ岳はコケが有名らしい-