そして驚くのはデフレによる通貨単位だ。コーヒー一杯 1万ドン!日本円では50円そこそこ。貨幣価値と桁の多さから間違えて1桁多く払う人も多いようだ。そういう僕も初めてのタクシーで一桁多く払ってしまった。
さて、街に立ってみると、いつも物凄い交通量。しかもバイクがメチャクチャ多い。信号がある交差点もあるが、ほとんど信号はない。どうやって渡るのか観察してみると、ゆっくりとペースを変えずに渡れば、バイクの方が避けてくれるらしい。但し車は避けてくれないので車には注意が必要だ。
ホテルやレストランの従業員など英語は少し通じるがベトナム訛りの発音でよく聞き取れない。でも皆さん親切で僕の下手な英語に付き合ってくれる。物売りも寄ってくるが、シツコくない。こちらが注意さえすれば、酷い目に会うことはなさそうだ。
料理は美味い。どんな料理にもハッカが入ってる。お酒にもハッカ、レモンが入っているのだ。さすがにビールには入っていないが。。。香草が苦手な僕だが、美味しく食べられる。こちらの気候がそうさせているのかも知れない。
仕事、旅の拠点になるホテルはequatorialだ。日本人スタッフもおり助かるのだが、観光地からもビジネス街からも離れており、立地は不便だが、その分ベトナムの生活を実感できる。お土産物屋さんもなく、バイク屋、金属家具屋、携帯電話屋さんがずらりと並んでいる。また屋台も多い。美味しそうではあるが、A型肝炎になりそうなのでやめておく。
一応、仕事で行ったけど、それなりにホーチミン市内の有名どころは観光できた。観光地は市内東側サイゴン川近くのサイゴンが中心地だ。フランス統治の影響やベトナム戦争の博物館などが集まっている。
ベトナム戦争の名残は特に見当たらなくベトナム戦争証跡博物館にその記録が残されていrるだけである。博物館には枯葉剤の影響をはじめ、凄惨さを伝えるものが並んでおり、声を失った。
今回は仕事だったが、今度はプライベートでゆっくりまわって見たい街だった。
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