お盆前のすいている時期を狙って、立山に行くつもりが、天候の悪化で、乗鞍岳に変更。乗鞍BASEにベースキャンプを設営し、初日は長野の名勝、三本滝を見物。
ところが、登頂を予定していた2日目は天気が大荒れ。風速14m/sの強風に加え、雨、ガス。視界はせいぜい2mといったところか…。気を付けて歩けば、滑落の心配はないのかもしれないが、これだけ視界が悪いと無理して登ったところで、眺望も望めずつらいだけなので、乗鞍エコーラインをバスで登ったところで断念した。(乗鞍エコーラインは、自家用車の通行が禁止されており、バスまたはタクシーを利用する)
思えば、2014年にも乗鞍に行こうとしていけなかった(乗鞍岳ご来光ツアーのはずが。。)。
このままBASEキャンプに戻っても時間を持て余すだけなので、バスターミナル付近の見所を軽く散策した。
まずは牛溜池。風がなく穏やかな水面なので、景色の映り込みが見事。晴れていれば乗鞍岳も池に映り込むが、この日はまったく見えず。。。
そして、善五郎の滝。その昔、善五郎が滝つぼの大イワナを釣ろうとして、池にひきづりこまれそうになったことから、その名がついた。
滝としては、古く後期の滝であるため、侵食され滝が上流に移動している。滝つぼの跡が点在している。
軽く散策を終えてもまだ、昼過ぎ。予定を変更し、キャンプ地で地ビール祭りを開催。
しとしとと降る雨だったが、念のため持ってきたモンベルのミニタープが大活躍した。
最終日は、曇であったが、雨は降らないので、ツーリング。
上高地を流れる梓川に作られた奈川渡ダム。電力目的のアーチ式ダムだ。この規模になるとなかなか壮大な景色。
塩尻から岡本の高ボッチ高原を走る抜ける高ボッチ高原スカイライン。
細く鬱蒼とした道をやっと抜けると八ヶ岳が見えるはずが、ここもガスで何も見えず。。
気を取り直して、八ヶ岳エコーラインを通り、御射鹿池へ。
2018年に訪れたときは、今一つだったが(長野県西半分の旅(Day2~Day3 死ぬまでに行くべき絶景)、今回は、見事なリフレクト!絶景をハントするには、何度も足を運ぶのが基本だ。
御射ヶ池から白樺湖へ。
白樺湖からビーナスラインを経て霧ケ峰へ。ビーナスラインは長野が誇る超有名なツーリングコース。美ヶ原高原付近を走破した2018年は、天候に恵まれたが、(美ヶ原ハイウェイからのビーナスライン) 今回の霧ケ峰周辺はあいにくの空模様。なかなか一筋縄ではいかない。天候に恵まれない今回の旅であったが、収穫もあった。また、キャンプ地とした乗鞍BASEは、綺麗に整備されており、標高が高いおかげで8月でも涼しく快適に過ごせた。
キャンプ場には、レクリエーション施設やレストランもあり、キャンプだけでも楽しめる。
名物の羊のソフトクリーム。