彦根藩藩主でもあり、幕府の大老でもあった井伊直弼が殺害された桜田門に行ってきました。
井伊直弼は、幕末時代に、将軍の跡継ぎ問題や開国派として日米通商条約にも調印していましたが、その強引なやり方に反感をもった反対派によって、殺害されています。
幕府に反対する攘夷派を弾圧（安政の大獄）し、吉田松陰をはじめ、多くの幕末の志士たちが捕えられた小伝馬町も桜田門から割と近いところにありましたが、今回は見送りました。
桜田門外の変は、水戸脱藩浪士によるテロであり、それが江戸城のすぐ側で行われたことより、幕府の権威は地に落ち、歴史が変わった事件でもあります。
そんな幕末の動乱に思いをよせながら、東京を後にします。
今回の帰京は、学生時代の仲間連中との再会が目的でした。みんな元気そうで何よりです。後、何回会えるかもわからないし、これが今生の別れになる仲間もいるかもしれません。幕末の志士のようにしっかりと生きていたいと思います。