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2022年9月22日木曜日

能登島釣り行脚

  台風14号が接近するシルバーウィーク後半戦。天気予報を毎日チェックしながら、以下の旅程を計画、実行した。

9月22日(有休):三方五湖ツーリング

9月23日(秋分の日):波止釣り

9月24日(土曜日):フリー

9月25日(日曜日):筏釣り


初日

天気予報では、概ね曇り、特に昼間の時間帯は雨が降らない予報だったが、予報が変わり、三方五湖はキャンセル。

びしょ濡れになりながら、石川県羽咋にある国民休暇村 千里浜キャンプ場を目指す。


幸いキャンプ場到着時は雨が降っておらず、そそくさとテントを立てるもテントのポールがない。痛恨の忘れ物だ。しばしパニックに陥るが、Youtubeでいつか見たポールを忘れたときの対処方法を思い出し、テントのガイドロープを立木に括り付け、居住スペースを確保する。

ポールがないので、天井は凹んでいるが、タープとの組み合わせでなんとかなりそうだ。
とりあえず、落ち着いたので、石川県名物金沢カレーを作る。
カレーはレトルト、カツはお惣菜。ごはんだけメスティンで炊いたものだが、いい感じに仕上がった。
夜半雨が降ったが、自作タープ(作り方は後程)のおかげで何とかしのぐことができた。

2日目
友人と待ち合わせて、能登島で波止釣り。小雨というにはかなりの降水量だったが、ここまで来て、釣りをしない手はない。レインウェアを着こんで釣り開始。
しばらくフグのアタリしかなかったが、時合が来たのか、なんとチヌが3枚立て続けに釣れた!
餌釣りをしながらフライもチャレンジしたが、フグのアタリらしきものがあったものの、今回もフライは成果なし。

釣りを終えて、キャンプ地に帰還し、早めに就寝したが、天気予報では今夜が一番荒れる予報。就寝後、雨が本格的に降り、たわんだタープに水がたまる。水がたまるのは、タープの張り方がよくないせいであり、自作タープの防水性は十分に証明された。
明け方、ふと目を覚ますと、再びタープに水が溜まっているため、テントの中から押し上げたところ、水が溜まっていたのは、タープではなく凹んだテントの天井だった。水は外に流れず、テントの空気穴を伝い、テント内に侵入。体感5Lほどの水が流れ込み、テント内はびしゃびしゃに濡れた。。

3日目
この日は風は強いものの雨が降らないので、午前中は復旧作業。

マット、寝袋などを乾かす。
概ね乾いたところで、以前通っていた金沢にあるクライミングジムにご挨拶。当時と比べ年を取ったのか、トレーニングをおろそかにしていたのか、弱くなっている感じ。
少々疲れが出てきたが、なんとか3日目までのタスクをこなし、明日の筏釣りに向けて早めの就寝。

4日目
いよいよ最後にして、今回の最大の目的。筏釣りだ。朝0530に筏に向けて出港。
久しぶりの筏釣りで、リールがうまく動かなったりしたが、なんとか復旧し、釣りをすること約4時間。


アジ(1)、真鯛の稚魚(2匹)、クロダイ(数匹)の大戦果。ここまで苦労した甲斐がありました。友人はこれに加え、グレなど釣り上げ、やはり大戦果。これだから釣りはやめられない。
友人宅で帰り支度をしている間、奥さんがチヌとグレをお刺身にしてくれましたチヌは、鯛と同じ味、触感。グレは、少しクセがあるというか、甘みがあるようなそんな味でした。

今回の旅では、これまで使用していた2人用テントが「防水テープの剥がれ」「火の粉による穴空き多数」のため、使用する機会が少なかった登山用(徒歩用)の一人用テントを使用しました。
テントポールを忘れるというハプニングはあったものの、中は人一人が寝るには十分で、さらにヘルメット、ボストンバックもしまえる広さ。タープさえあれば、外でも快適に過ごせることが分かったので、今後の標準装備になりそうです。