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2021年11月7日日曜日

鯉釣り 秋

 今までは、5月といえば鯉と勝手に決めつけ、5月に食パンを千切ったやつを巻き餌に川にばらまき、その中にパンに似せたフライ(毛鉤)を浮かすといった釣りをしてきた。

 実際、それでよい思いも何度かしたが、疑似餌を使っているのに巻き餌を巻くことになんとなく抵抗はあった。

またここ最近は、そこまでしても釣れることはなく、鯉のフライフィッシングに行き詰っていた。

で、ネットで色々と調べてみると、元来、鯉は底の餌を吸い込みながら、捕食しているらしく、夏よりも冬のほうが釣りやすいとのこと。

そこで、たまたまスケジュールが空き、天気もよい11月にビーズヘッド エッグフライを引っさげて、鯉にチャレンジしてきました。もちろん食パンはもっていきません。


鯉釣りは、まず鯉を探すところからスタート。
偏向グラスで川を探しながら、ターゲットを探します。ターゲットを見つけると、とりあえず鼻先にフライを投げ込んでみますが、なかなか反応がない。今日は風も強く、水面が波立っており、フライの居場所もわからない。
そう、鯉はフライを吸い込んでも違和感を感じると吐き出してしまうため、毛鉤を目視しながら、鯉が口にくわえた瞬間に合わせる必要があるのです(サイトフィッシング)。
そんなこんなで、小一時間ほど歩き、ようやくやる気のある鯉を発見。鼻先にもうまくフライ(オレンジエッグ)が落ちました。
数十秒ほど待つと、フライがふっと見えなくなったので、合わせてみると、見事にフッキング!!
フッキングしたのは良いが、でかい!デカすぎる。。数十分かけてなんとか寄せたものの、ネットに入らん。。。そんな攻防を繰り返している間に、ラインブレイク。うーむ残念。

大分、場が荒れてしまったので、また移動。今度は白色のエッグフライで、鯉を探します。するとさっそく目標発見!フライを落とすと、今度はちゃんと吸い込むところが確認できたので、ビシッと合わせてフッキング!先ほどより小さ目なので、今度こそ写真に収めるぞ!と気負っていたら、なんと再びラインブレイク。。。
ここで、時間と体力、気力の限界を迎え、納竿。
やっぱり、サイトフィッシングは楽しい。