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2021年6月28日月曜日

フライロッド

 以前、リールをつけたままバットをなくしたShimanoのフリーストーン♯3(5ピース)。残った4本を捨てきれずに残していた。

中古で買ったロッドに壊れたバットが紛れ込んでおり、これも捨てられず残しておいた。

これを無理やりフリーストンにくっつけてみたが、強度不足によりキャスティング中に折れる始末。

このまま残しておいても仕方がないので、壊れたバットからリールシートなどの部品をとり、フリーストーンの4本でロッドを組んでみることにした。

材料は、フリーストーンの4本、リールシート、グリップの材料となるワインのコルク。
まずは、グリップとなるコルクに穴をあける。ワインのコルクはグリップとしてはやや細めなため、できるだけ真ん中に穴をあける。またドリルの勢いでコルクが崩壊するため、ゆっくりと慎重に作業を進める。

エポキシ系の接着剤をバットになる部分に塗り、組み合わせる。

ワインのコルクは、ところどころに傷があり、また接合部は段差ができるため、木質のパテで埋め、全体を紙やすりで削り、形を整える。前出したが、ワインコルクは細身なため、どうしても手に合わない場合は、コルクシートを後から貼り付けるのもよい。

次はガイドフックの付け替え。一番手元のガイドがグリップに近すぎるため、これを次のガイドの位置につける。

ガイドの取り外しは、ガイドを止めている接着部分をカッターなどで削り取り、ガイドを外す。この時、カッターでロッドに傷をつけないように慎重に行う。
外したガイドは接着剤で仮止め。

仮止めしたテープの上から、糸を巻き、補強する。

UVで硬化するレジンでコーティング。

全長は7ft(4ピース)、適合ラインは♯4くらいのフライロッドができた。