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2020年5月7日木曜日

軍幕テント 第二弾

前回、軍用タープを使ったテント張りをやってみた。今回は、その発展版として、いろいろなテント体形を試してみた。

まずは、バップテント。
タープを4枚、ポール2本を使う。タープは凸型になるように接続する。
 下の図のペグA(2本)で固定し、ポールを立てつつ、ペグB(2本)で仮止めをし、全体がピンと張るようにペグBを調整する。タープ部分(4枚目)は、立木などとロープでつなぎ、跳ね上げる。就寝時はタープを下げる。
タープ部分もあるし、かなり広い。ただ、パーツが多いためか、風に弱そうな感じがする。また、組み立てに時間もかかるし、仕舞寸もかなり大きい。

 そこで、使用タープを1枚減らし、ワンポールテントスタイルを試す。これは前回、2枚で試したテントの3枚版で、完全に閉鎖できるタイプだ。
 まず、ペグAでタープを固定。ペグB 2本の間にポールを立てる。安定するようにペグBの位置を調整して完成。

完成写真は、半開き状態であるが、完全に閉じることも可能。タープ部分はわずかであるため、降雨の際は、テントの中で煮炊きすることになる。

 今回、タープを3枚使ったワンポールテント、4枚使ったバップテントを試してみたが、テントとしてはワンポールテントのほうがよさそうだ。バップテントは、テントというより、閉鎖系タープとして、寒さしのぎや、風除けとして利用がよさそうだ。ただ、バップテントは風に弱そうなので、ロープとペグでしっかり固定する必要がある。