パラシュートコードとはパラシュートに使われている紐のことで、何本かの細い紐をより合わせ、さらに外膜を覆うチューブで構成されている。耐荷重はちゃんとしたものなら150kgあるようだ。
使用するパラコードは約3m。この中央に輪っかを作り、八の字に編み込んで行く。編み込んだ部分は面積が広くなるので肩当てになる設計だ。
では、その作り方。
今回の編み方(8の字結び)では、編みこむ部分を約30cmとした。この場合、全体で約4mほど必要になる。
パラコードで編みこむ部分(肩パット)の大きさを決めて、輪っかを作る。
次にコードの交点から八の字に編みこんでいく。
輪っかの最後まで編みこんだら、編んでいないコードの長さを切りそろえる。
切りそろえた末端はそのままだと、ほつれてくるので、処理する。
このとき、外膜の中を少し引き出し、中のコードをカットし、その後、外膜だけをライターであぶると末端がきれいに仕上がる。
一本のパラコードでできているので、ほどけばテントロープにもなるし、非常時には重宝しそうだ。